スヌーピーの変装

スヌーピーはいろいろな人物に変装し、なりきって遊ぶのが大好き。クールで知的でちょっと皮肉屋なキャラクターが確立し、どんどん変装を楽しむようになった。

また、ウッドストックという愛すべきバディ、有能な相棒の存在も、スヌーピーの変装に深みを加え、その変装バリエーションは140近くある。

スヌーピーの変装においては「世界的に有名な・・・」って冠がどうも欠かせないらしい。

初期の頃のスヌーピーお気に入りの変装は、第一次大戦の撃墜王。

ゴーグル付き飛行帽をかぶって、マフラーをなびかせ、「第一次世界大戦の撃墜王が、愛機ソーピースキャメルに向かうところ」なんて独白しながら、犬小屋に粛々と向かう場面は、1コマ目のお決まり。

スヌーピーが赤い屋根にまたがり空中戦を戦う姿もお馴染みで、「やあ、カワイコチャン、一緒にルートビアはどうだい?」は決め台詞のひとつだった。

小説家に変装して過ごすスヌーピーはいつも屋根に座って、愛用のタイプライターを軽快に“type,type,type...”と打っている。

小説は出だしの一文が決め手らしいが、彼の場合は、「暗い(真っ暗な)嵐の夜だった」。その後何らかのストーリーが続き、スヌーピーは得意気にウッドストックにみせるのだ。

が、あの黄色い小鳥はなかなか鋭い批評家らしく、その批評に、時にキレたり、しょげたり、ふてくされたり、一喜一憂するスヌーピーがまた愉快なのだ。

このスヌーピーの変装に関しては文庫のスペシャルエディションとして、「スヌーピーの133面相」が出版されている。表紙はもちろん、第一次世界大戦の撃墜王・フライングエース!!

以下、Wikipediaの「スヌーピーの変装」より変装キャラを抜粋・列挙。

ジョー・クール(サングラスがトレードマークのクール(?)な大学生)、
第一次世界大戦の撃墜王、
小説家、
世界的に有名なビーグル・スカウト、
世界的に有名な宇宙飛行士、
世界的に有名な弁護士、
世界的に有名な外人部隊の曹長、
独立戦争の世界的に有名な愛国兵士、
世界的に有名なG.I.、
チェシャ・ビーグル、
ハゲタカ、
ヘリコプター、
ブラックジャック・スヌーピー、
フラッシュ・ビーグル、
世界的に有名な外科医、
サンタクロース、
イースタービーグル、
ビーグル長官、
世界的に有名なゴルフのプロ、
世界的に有名なテニスプレイヤー。